多くの歯科治療の場合は、歯茎から出血や歯周病ポケットの発見などの症状で歯周病だと判断しています。ですが歯周病とは歯周病菌の感染症ですので、”歯周病菌”がいることを診断するのが本来の診断と言えるでしょう。
細菌検査を行うことで現状の歯周病の進行するリスクを確認することが可能になります。患者様の唾液やプラーク(歯垢)から採取し細菌の特定検査をし、歯周内科的に歯周病をくい止める治療を施すことができます。
また、治療の結果の判定や、メンテナンス時の歯周病再発の確認など、経過を確実に診断するためにも有効な検査です。
歯髄細胞バンクとは、今まで医療廃棄物として廃棄されていた「永久歯」や「親知らず」、また「乳歯」に含まれる歯髄細胞を未来の「再生医療」のための保険としてお預かりするものです。
【歯髄細胞バンクの特徴】
○少ない負担で再生医療に備えることができる。
(乳歯または親知らずなどを抜歯して保管するだけ)
○歯髄は細胞増殖力が高いため、i P S 細胞化の効率がよく、再生医療に適した細胞である。
○歯周組織の再生だけでなく、脊髄損傷、脳梗塞、神経、骨、血管など、の治療に使用ができる。
○本人とご家族のためにのみ使用され、他人が利用することはない。
骨の再生治療(GBR)時に、人工の骨にオープンバリアメンブレンを置くことで術中の減張切開が不要となり、術後の痛み腫れが圧倒的に少なくなりました。
ピエゾサージェリーとはインプラントや抜歯など外科的な処置の際に骨などを切削する器具です。
特徴としては、骨を切削しても、軟組織(皮膚・粘膜・血管・神経など)を傷つけないことがあげられます。
歯肉や粘膜を痛めずに安全な手術が可能となります。
非常に正確で緻密な骨切削が可能となり、数百μmの微細な振動により、滑らかな切削面が得られ、正確で予知性の高い施術を行うことができます。
当クリニックでは、インプラント治療や親知らずの抜歯、歯周外科処置等に用いています。
それによって術後の腫れや痛みをおさえることができます。
「メディフュージ」で遠心分離を行うことにより、血液中の血小板や赤血球が分離されます。それと同時に、血液中の凝固因子が自然に刺激されてフィブリンゲルが形成されます。このフィブリンゲルは、成長因子や血小板などを多く含むうえ、添加物を一切用いないため、完全自己血液由来のゲル素材といえます。
ノーベルクリニシャンは、インプラントの治療計画シミュレーションから埋入までの治療に正確性・安全性を向上させる最新のコンピュータ・ガイド・インプラント治療システムです。
治療計画から、専用テンプレートを用いた外科手術、補綴治療まで一連の治療を行うことができます。
歯の型取りを光スキャンで行う光学印象で、ペンタイプのスキャナーをお口の中で光を当てて読み込ませることにより、デジタルデータでの印象採得(歯型取り)が可能となりました。
従来の寒天ペーストやシリコンペースト(いわゆる粘土状の物)をお口にはめて行う印象採得の方法と違い患者様への負担を軽減させます。光学印象はインプラントやマウスピース矯正患者様の印象採得時に使用致します。
カナダのバイオラックスリサーチ社によって開発され、2015年の秋にFDA(米国食品医薬品局)で認証を受けた先進の医療機器です。
1日10分ご自宅で特殊な光(近赤外線)を照射することでお口の中の細胞を活性化し、血流を増加させます(フォトバイオモジュレーション)
その結果、歯槽骨内部で歯の動きがスムーズになり、痛みが軽減され歯が早くきれいに並びます。
アールエフ(RF)社のワイヤレス口腔内カメラです。小さなカメラをお口の中に入れて、ご自身では決して見えない場所の歯や歯肉を映し出すことができます。
口腔内カメラを使用することにより、治療前の状況をしっかりご確認頂き、安心して治療を受けていただくことができます。
iTero スキャニングシステムとは、口腔内を直接コンピューターに取り込むことが可能な、世界で最新鋭の3Dスキャニング装置です。
従来のインビザラインのアライナー製作は、口腔内をシリコン印象材で歯型を採り装置を作りますが、iTeroを用いた場合は、シリコン特有の匂いや、シリコンが硬化するまでの時間などを気にする必要がなく、より精度の高い歯型を採ることができます。